北陸自動車道(特定更新等)金沢森本IC~小矢部IC間床版取替工事(その1)欅谷橋(上り線)
工事件名 | 北陸自動車道(特定更新等)金沢森本IC~小矢部IC間床板取替工事(その1)欅谷橋(上り線) |
場所 | 千葉県松戸市 |
ネクスコ高速道路リニューアル工事の北陸自動車道欅谷橋の施工にあたり、施工者の技量試験を行ってきました。
前回渋江川橋の時は径22㎜のスタッドでしたが、今回は高強度スタッド径25㎜ということで、ネクスコでの実績が無いため設計監理者立ち合い(リモート)のもと、技量試験を行いました。
一枚目はスタッド溶接時の様子です。550㎜という長さは通常使用しないため、また試験という事で若干緊張して溶接してます。
二枚目は試験片に溶接したスタッドを引きちぎれるまで引っ張る機械です。(正式な名称はわかりません)
550㎜という長さはこの機械の規格にも合わず、破断した試験片がシャンパンのコルクのように飛んでしまうため、毛布を巻いて飛散防止してあります。(ダイヘン松戸工場の事前の準備に感謝!)
三枚目は試験後のスタッドです。引張った時に溶接した場所ではなく軸の部分で破断しています。また30°曲げても溶接部に異常がないことを確認します。(引張った時の力は何ニュートンだったとか伸びが幾つあった等も確認しますが、それはメーカーのお仕事)
試験に無事合格しました。
技量を認められた職人が、確認された品質の材料を持って、高速道路のリニューアルという日本のインフラを守る仕事をします。