耐震補強・改修工事
Seismic retrofitting
以前の基準で造られた物や古くなった部材を補強、交換して安心して使えるようにする工事です。
現場の状況に合わせて打ち合わせを行い、
ウインチ、レバーブロック、チェーンブロック、台車、滑車等を使い取り付けを行っていきます。
補強・改修工事の要となる鉄部材の専門家
補強や改修工事を行う場合、建築士が建築物の構造上弱い部分の補強計画を立て工事の為の設計図を作成し、それに基づき建設会社が工事を行っていきます。北陸スタッド工業はその工事の中の鉄部材を使用して行う作業を専門としています。
さまざまな道具を駆使した現場ごとの対応
新設の建物と違い部材は重量や大きさに依って取り付けが難しいものが多くあります。北陸スタッド工業では現場の状況に合わせて打ち合わせを行い、ウインチ、レバーブロック、チェーンブロック、台車、滑車等を使い取り付けを行っていきます。
鍛冶工事や鉄に関わる様々な工事に対抗可能
鍛冶工事も行いますのでGPLの溶接、既設の部材の切断、アトラによる穴開け、ネジスタッドの溶接、鉄に関わる多くの工事に対応できます。
施工風景
橋を支えている部材です。高度経済成長期に架けられた橋が多くあり錆びの塊のようにも見えます。
新しい部材です。黒く見えるのはゴムで制震の機能が付き鉄部もメッキをかけて錆難くしてあります。
橋を支えている部材を取り換えるために仮設で橋を支えます。そのための台(ブラケット)のセットをしています。
小型のクレーンを使って橋と歩道の間に降ろしていきます。傷つけないよう慎重に声を掛け合いながら作業しています。
一つ500㎏以上の重量があります。狭いところを通して真っすぐに吊り上げないと据え付けることができない為、チームとして作業しないと上手くいきません。
後はすんなりと納まるはずですが、一つの作業が終わるまで気を抜くことはできません。
橋を支えていた支承の替わりにジャッキで橋を持ち上げます。今回は50tのジャッキを7台使用して橋を1mm持ち上げています。
ジャッキが代わりに橋を支えていますので今まで支えていた支承を取り外しました。ゴムも使用されている制震機能付きの新しい支承に替えます。
支承を取り込んでいます。狭いところに納めるために色々な所から吊ったり転がしたりしています。
取り替え完了 古いさび付いた支承に代わって新しい支承がこれから橋を支えて行きます。